こんにちは、ミクです。
残念な植物シリーズ、更新すると行っておきながらなかなかできず申し訳ないです、、、。
イベントが終わり、時間を確保できたのでやっと書き終わりました。
ちなみに、残念な植物シリーズの目的は
「植物の良し悪しを知ってもらう」
ために書いています。単なるdisり記事ではなくて、どこがダメでそこから起きる悪いこともかいてます。
今回は、パールアカシア。
みなさんお店でもよく見かけると思います。今回の植物も、お店で販売されていたものです。
台の上に置いて販売されてますが、高さは1m超えてるかな、、と思います。
これの何が残念なのか、わかる人いますか?
これまでの残念な植物シリーズを読んできた人なら、なんとなく察しがつくはず。幹をよく見てください。
幹にしっかりと支柱が添えてあります。すべての幹に。
一見ボリュームがあるように見えますが、枝の数は少ないです。
そして、根元を見てみると、、、
一つの鉢にパールアカシアが4本植ってます。ウエストリンギアの時に書いたように、数本を無理やり寄せ植えして木がボリュームのあるように見せかけてます。
もしこのパールアカシアを買って育てたとすると、次のような問題が起きます。
- 鉢の中に数本の樹木が植っている状態なので、土の乾きが通常より早い。水切れしやすくなる。
- 幹が太くしっかりしてないのにで、支柱で支えていても強風が吹いたときは倒れたり幹が折れやすくなる。
- 剪定を一切せずに育てられたので、この状態から剪定をして形を整えるのが難しい。上の方だけ枝が多くなっているので、全体的に枝の数がバランスが取れるよう剪定するのが難しい。
今回のような状態を、リョウチクがどこかで購入して育てると考えても、この状態を剪定して形をよくして、、、というのは難しいです。
寄せ植えしてあるパールのメリットって、ほとんどないです。購入する時、見た感じボリュームがあるように見えてもその後が大変。
お客様のところで水切れして枯れたり剪定するにもどこを切っていいかわからず、そのままにしておくと数年で3−4メートル超えて、どうしようも無くなったり、、、と全くいいことがありません。
お店でパールアカシアを買うときは、根元をチェックして数本が1鉢に寄せ植えされてないか確認してみましょう。そして支柱をしまくっているものもあるので植物えらびの基準にしてみてください。