プロが教える、水やりで気をつけること!
生産管理のセイラです。
5月3、4日のプランツショップ、ご来店ありがとうございました!
来店が初めての方も多く、オンラインショップでいつも購入していますという方もたくさんいらっしゃいました。皆さんとても熱心で、植物を育てることを楽しまれているんだな…と感じた二日間でした。
そんな中、私がお伝えしたいのは水やりについて。よく表面が乾いたら水やりをと説明に書いていますが、表面ってどこまでのことを言うのか人によって曖昧でわかりにくいですよね。なので実際に植物を使って説明しますね。
例えば下の画像のユーカリ。
このユーカリ、乾いているという判断はどこでしますか? 見た目ですか?
実は!ここが落とし穴なんです。
乾いているか調べるときは、少し土を触るとわかります。
表面あたりを指でほじると乾いていると土の色が薄く、湿っていると濃くなります。
ほじってみると、土の色が薄く乾いているのが見えます。
この場合、表面が乾いたら…というよりも、ちゃんと乾いていたので水やりをしないと、新芽が傷んだり場合によっては枯れたりします。
特に今からの時期の水やりは毎日やるようにすることが大事です。そして水やりの仕方も重要になります。
必ずシャワーのノズルを使うこと、そして水圧は強くしないこと、画像のようにシャワーを鉢の表面に近づけて水やりをするのが重要です。
一瞬鉢の中の水が、縁のところまで貯まりますが、これでは土全体に水が行き渡っていません。
乾燥し切っていると、一旦水が表面に貯まりゆっくりと土中に浸透するからです。
土中にしっかりと水を浸透させるには、水が溢れそうになってきたら止めて、また水をやるというのを2回ほどすると良いでしょう。
水やりはただやればいいではなく、一つ一つにきちんと意味があります。それさえ守れば水切れを起こすことはありませんし、植物が傷んだりすることから回避できます。
水やりシーズンに本格的に入る前に今回のことは忘れないようやっていきましょう!