こんにちは、ミクです。

いきなりですが、植物を育てる時、まっすぐピン!と育てないといけない、と思ってないですか?

園芸店やガーデンセンターで販売されている樹木をみると、小さいものから大きめのものまで、支柱を立てて販売してるので、支柱は必要だし植物はまっすぐ!と思ってしまうかもしれません。

でも、植物って真っ直ぐに育てる必要があるんでしょうか?

両筑プランツショップは、全くそう思っていません(これまで販売してきた植物をご存知のお客様は、言わなくてもわかってるよ、と思いますでしょうが、、、)。

 

今回は独断と偏見で、真っ直ぐに育ってない植物について語りたいと思います。

 

そもそも、支柱をするのってなぜでしょう?

植物はまっすぐに育てるものだという思い込みもありますよね。

他に考えられるのは、そもそも支柱を立てないと植物が立たないということ。

それは幹や根元がしっかりとしてない、ということになります。

 

例として、カリステモン ロッキーランブラー の画像をお見せします。

例えば、この画像を見た時「買おうかな、、」と思いますか?

 

あとこのロッキーランブラーも。

 

私は支柱で真っ直ぐさせたロッキーランブラーよりも、こちらのほうがロッキーランブラーの性質を活かしていると思うので、好きです。

無理に支柱を立ててまっすぐにするよりも、元の性質を生かして枝の広がりがあるほうが、かっこいいし植物も生き生きしていると思います。

他にも、ウエストリンギアで幹が折れ曲がったのを真っ直ぐせずに自然に生かして刈り込みを作ったりしています。これ無理やり捻じ曲げたわけじゃないですよ!自然となったのです。

こんな感じで支柱で無理やり真っ直ぐするより、味があると思いませんか?これも幹がちょっとねじれた感じになっているのですが、支柱でまっすぐにしようとしています。私なら支柱無しでねじれたまま育てた方が、面白いと思います。

 

ちなみに、例として出した画像は全て両筑プランツショップのもの。昔は支柱を立ててまっすぐにしないと、という考えが私たちにもあったのです。

そのうち支柱をするよりは、最初から手間暇かけて植物の特性を生かした方が、面白い植物作りができるんじゃないかな、と思い支柱を全くしなくなりました。あと、支柱をしてると作業中に気づかないで目をついてしまう危険もあるんです。

 

植物は生き物なので自身の性質を活かしたり、その時の形の面白さを活かしつつ剪定をして形を作っていく方が、自分たちの性に合ってます。その考えは人によって色々だと思うし、違う考えがあっていいと思います。

それに、みんなコピーしたかのように同じような植物を作るよりは、いろんな形がある方が植物も多様性があって面白みがあるんです。

同じものを大量生産はできないけど、一つ一つの個性があってお客様の手元で愛着を持たれる、面白い植物を作り続けます。

両筑プランツショップで「形が面白い植物」というグループを作っています。もし良かったらこちらをご覧ください。→形が面白い植物

 

 

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