「バンクシアを育ててみたけど、なかなか花が咲かない」——そんな声をよくいただきます。
実はバンクシアは種類によって、花を咲かせるまでの株の育て方や気候への適応力が大きく異なります。
今回は両筑プランツショップが福岡県朝倉市の自社農場で実際に栽培してきた経験をもとに、「花が咲きやすいバンクシア」を6位から1位までランキング形式でご紹介します。

ランキングの評価基準について

今回のランキングは、両筑プランツショップが福岡県朝倉市(夏は最高気温35〜38℃、冬はマイナス5〜10℃になることもある地域)で実際に栽培してきた経験をもとに、以下の基準で評価しています。

・花が咲く目安のサイズ(鉢の大きさ・地植えの有無)
・夏(35〜38℃)での育ちやすさ
・冬(マイナス5〜10℃)での育ちやすさ
・多湿への耐性
・剪定と開花の関係(剪定しないと咲きにくいかどうか)

同じ品種でも個体差や栽培環境によって結果が変わる場合がありますので、あくまで当店での栽培実績に基づく目安としてご参考ください。


第6位 コーストバンクシア(両筑)

Banksia integrifolia ‘Ryochiku’

コーストバンクシア(両筑)の花

目安サイズ 15号鉢以上
夏(35〜38℃) 斑の部分が葉焼けしやすい
冬(マイナス5〜10℃) マイナス5℃以上で斑の部分が葉焼けする
多湿への耐性 比較的強い
剪定と開花の関係 剪定しないと咲きにくい

どちらかといえば花より葉を楽しむ品種です。花が咲くにはかなり時間がかかるのと、株のサイズを大きくしないといけないのは、元のコーストバンクシアの性質を受け継いでいると思います。

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第5位 ヘアピンバンクシア

Banksia spinulosa

ヘアピンバンクシアのオレンジ色の花

目安サイズ 15号鉢以上
夏(35〜38℃) 特に問題なく育つ
冬(マイナス5〜10℃) マイナス5〜10℃程度でも育つ
多湿への耐性 比較的強い
剪定と開花の関係 剪定しないと咲きにくい

大型のオレンジ色の花がとても目を惹きます。両筑プランツショップで以前切花として販売していた実績もあります。ただし、花を咲かせるにはかなり大きく育てないといけません。地植えして大きく育てるのがおすすめです。

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第4位 ヒースバンクシア

Banksia ericifolia

ヒースバンクシアの花

目安サイズ 15号鉢以上
夏(35〜38℃) 特に問題なく育つ
冬(マイナス5〜10℃) マイナス5〜10℃程度でも育つ
多湿への耐性 比較的強い
剪定と開花の関係 剪定しないと咲きにくい

大型の花とヒースに似た柔らかい葉が人気です。花を楽しむにはかなり大きく育てないと咲きません。できれば地植えがおすすめです。ヘアピンバンクシアと条件は似ていますが、育てやすさの面ではヒースバンクシアの方が上かもしれません。

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第3位 バンクシア アエムラ

Banksia aemula

バンクシア アエムラの淡い色の花

目安サイズ 7号鉢でも稀に開花/基本は9号以上、地植えOK
夏(35〜38℃) 特に問題なく育つ
冬(マイナス5〜10℃) マイナス5〜10℃程度でも育つ
多湿への耐性 比較的強い
剪定と開花の関係 剪定しないと咲きにくい

ギザギザの細長い葉と淡い色の花が特徴です。花は7号サイズの鉢でも咲くことがありますが、かなり稀なので基本的には大きく育てるのがおすすめです。

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第2位 スワンプバンクシア

Banksia robur

スワンプバンクシアの青色の花

目安サイズ 10号鉢以上、地植えOK
夏(35〜38℃) 特に問題なく育つ
冬(マイナス5〜10℃) マイナス5〜10℃程度でも育つ
多湿への耐性 比較的強い
剪定と開花の関係 剪定しないと咲きにくい

大ぶりの葉と青色の花が特徴です。花を咲かせるには地植えがおすすめです。他のバンクシアと違って水気のある環境でも育てやすいので、バンクシア初心者におすすめの品種です。

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第1位 コーストバンクシア(セイラ)

Banksia integrifolia ‘Seira’

コーストバンクシア(セイラ)の花

目安サイズ 6号鉢でも開花/大半は7〜8号、地植えOK
夏(35〜38℃) 特に問題なく育つ
冬(マイナス5〜10℃) マイナス5〜10℃程度でも育つ
多湿への耐性 比較的強い
剪定と開花の関係 剪定しないと咲きにくい

両筑プランツショップオリジナルのバンクシアです。通常のコーストバンクシアは大きく育てないと花が咲きませんが、セイラは鉢サイズが小さくても花を咲かせます。早くバンクシアの花を見たい方にはセイラがおすすめです。

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ランキングまとめ

順位 品種名 目安サイズ・地植え 育てやすさのポイント
1位 コーストバンクシア(セイラ) 6号鉢〜(早咲き) 両筑オリジナル。小さくても咲く
2位 スワンプバンクシア 10号鉢以上・地植えOK 水気に強く初心者向け
3位 バンクシア アエムラ 9号鉢以上(7号で稀に開花) 淡い花色、ギザギザ葉が特徴
4位 ヒースバンクシア 15号鉢以上 大型花、比較的育てやすい
5位 ヘアピンバンクシア 15号鉢以上 大型オレンジ花、切花実績あり
6位 コーストバンクシア(両筑) 15号鉢以上 花より葉を楽しむ品種

すべての品種において、夏(35〜38℃)は問題なく育ち、冬(マイナス5〜10℃)にも耐性があります。また、いずれも剪定しないと花芽がつきにくい傾向があります。


バンクシアは種類によって、花を咲かせるまでの株の育て方が大きく異なることがお分かりいただけたと思います。

早くバンクシアの花を楽しみたい方は、鉢のままでも咲きやすいコーストバンクシア(セイラ)やスワンプバンクシアから挑戦してみるのがおすすめです。一方で、大きく育てる楽しみやコレクション性を求める方には、ヒースバンクシアやヘアピンバンクシアもぜひチャレンジしていただきたい品種です。

どのバンクシアも花芽をしっかりつけるには、適切な剪定に加えて、開花期に向けた肥料管理もポイントになります。バンクシアをはじめとするオーストラリア原産の植物は、リン酸分が多い一般的な肥料だと根を傷めてしまうことがあるため、専用に調整された肥料を使うのがおすすめです。当店では栽培経験をもとに配合したオーストラリア植物専用の肥料をご用意しています。

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また、当店では購入後の育て方についてもLINEやサイトのチャットでご相談を受け付けています。「花芽がつかない」「サイズはどれくらいまで育てればいいか」など、栽培中に気になることがあればお気軽にお問い合わせください。


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