セイラです。
今回は植物選びの基準ってどういうとこなんだろう?という疑問にお応えしたいと思います。
お客様からは、良い植物ってどういうところを見て選んだらいいですか?と聞かれることがあります。
初めて植物を育てる方にとって何が良くて何が悪いのか、全くわからないことばかりだと思いますので、画像を使いつつ説明をしたいと思います。
画像はパールアカシアですが、園芸店で購入してきました。支柱をガッツリしていましたので、外してみると思い切り斜めに倒れており、根本はグラグラ状態でした。
もともとは12cmのポットでしたが、リョウチクで販売中のルーツポーチとドライ土に植え替えしました。高さは80cmほどくらいです。
こちらは、リョウチクで育てているパールアカシアですが、15cmポットで高さは50cmくらいかな?
ぱっと見、皆さんはどちらが良いと思われますか?高さがある斜めになったパールアカシアですか?それとも低いけれども支柱いらずのパールアカシアですか?
2つを比べてみてどうでしょうか?
低いから弱々しく見えます?それとも大きい方が強そうですか?
アップにしてみると幹の太さは、どちらが太くしっかりしてますか?
リョウチクで植物を購入されている方はご存知かと思いますが、リョウチクは高さ大きさよりも幹がしっかりとした支柱いらずの樹形作りを心掛けています。
植物はいずれ大きくなる物だし、初心者の方は特に最初から大きいものよりも、ある程度管理しやすいサイズから始めることがとても大切だと思います。
例えば、料理未経験の方がいきなり料理はできないですよね?
まずは、包丁の使い方もしくは、材料の切り方など説明をしてもらいながら覚えていきますよね?
植物で考えてみると、大きいものを購入しても剪定をする時にどこを切れば良いのか、、、、大きければ大きいほど難しくなります。
まずは、全体がわかりやすい、そして剪定しやすいサイズから始めて経験を積んでいくのが、オススメです。
これまでの話から、二本を並べてみるとどちらが丈夫でしっかりした植物なのかわかると思います。
支柱をしているということは、剪定をしていない、もしくは剪定が足りないということ。なので根元がグラグラしているし、幹が自立できないから支柱を立てて支えてあげないといけないのです。
支柱をしていないということは、幹がしっかりとしていてきちんと剪定がされているということ。みきがしっかりしているから、支柱がなくても真っ直ぐ立っていられるし根もしっかりと張っている証拠です。
私は自分たちが作った植物が大好きで、とても愛着を持っています。
なので、自信を持ってお客様にはオススメしています。
購入後の相談を受け付けているのも、自分たちが作った植物がお客様のところでも元気に育ってほしいと思っているからです。
もちろん、お客様も楽しんで育てていけるようにサポートしたいと思っています!
今回の例は、お店やホームセンターで植物を選ぶ時、参考にしてください。両筑プランツショップでは支柱をたてた植物は販売していませんので、、、。