枯れたコーストバンクシア、鉢選び間違ってませんか?
こんにちは、両筑プランツショップ ミクです。
今回は久しぶりに残念な植物シリーズ。
コロナになってから、出歩く機会が減ってしまったので、ブログに書くことも少なくなってしまいました。
久しぶりに街中を長時間歩いてみて、これは、、、と思ったものがあったので紹介したいと思います。
とある日、都内某所に用事があって歩いていたところ、なんだか見たことある感じの植物が目に入りました。
こんな状態で。
完全に枯れてますね、、、。
気になったのが鉢なんです。
植物のサイズと植木鉢のサイズがアンバランスすぎです。鉢が明らかに植物に必要なだけの水分を維持したりできないと思います。
バンクシアは根が細いので、それが伸びてきた時に明らかにこの鉢だと上を維持できるだけの水分を保つことができないと思いました。
なぜこの鉢にしてしまったのか、私にはわかりませんがコーストバンクシアみたいに大きくなる樹木には不向きだと思いました。もしお客様に浅い鉢にバンクシアを植えたいと言われたら、両筑プランツショップなら枯れるリスクがあるのでやめた方がいいと伝えます。
現在はこのコーストバンクシア、どうなってるんでしょうね、、、。復活することはないだろうから、別の植物に代わっているかもしれませんね。
植物を鉢に植えるときは、植物の性質を理解しておくことと、植物のサイズに合った鉢を選ぶのは大事です。
あと意外と見落とされがちなのが、植え替えが必要になった時に取り出しやすいか。
鉢の形状がくびれていたりすると、鉢を割らないと植え替えできないこともありますし、その後に合わせる鉢選びが大変になることもあります。
植物の性質を理解して合う鉢を選ぶことと、今後の植え替えを見越した鉢の形選びをしましょう。
そして番外編になりますが、別の場所で発見した花壇。
こういったトゲトゲした植物と、剪定が必須な樹木を一緒に植えた場合、どうやって管理するのでしょうか?
花壇に植っているアカシア、ウエストリンギア、グレヴィレアは剪定必須なんですけど、隣にサボテンとか合って作業するとなると、結構大変そうな気がします、、、。
自分の場合は、剪定をこまめにした方が良い植物とサボテンやアガベを隙間なく植えるのは、作業するときに絶対大変だと思うので、やることはないなと思うのですが、そのあたり造園屋さんのノウハウがあるからできることなんでしょうか?
久しぶりに街歩きをして、いろんな植栽があるんだな、、、と思いました。
本当はこういうの発見しない方が良いと思うんですけどね。枯れてるのを見るのは自分のところで生産した植物じゃなくても、悲しくなりますからね、、、。