こんにちは、ミクです。

信楽に行ってきました。遊びではなく、もちろんお仕事。植木鉢探しです。

両筑プランツショップで日本の植木鉢を販売していますが、これからも少しずつ増やしていきたいと考えています。

私が日本製の植木鉢にこだわるのは、

  1. 日本で昔から作られてきたものなので、日本の気候に合っている。気候が原因で破損する可能性が低い。ということは、植物にとっても育ちやすい環境を作れる。
  2. デザインが好き。色々と探してみると、昔からずっと残っているデザインがとても新鮮に見える。
  3. 日本の植木鉢産業を応援したい。安い海外産の鉢やプラスチックの鉢もあるけど、日本の植木鉢にしかない良さがあるので、そのことを知ってもらい、使ってもらう機会を作りたい。

という理由があるから。

最初に伝市鉢を知り実際に植物を植えて育ててみて、植物がとても生き生きと育つのを経験して、日本製の植木鉢、いいじゃない!と気づきました。それまで、全然手を伸ばしてこなかったし、知ろうともしてなかったのです。

そこから日本の植木鉢について勉強して、実際に両筑プランツショップの植物を植えて植物と鉢の相性をみる、というのがスタートしました。

今販売しているのが、伝市鉢といざわ製陶の鉢。

そして、取り扱いの種類を増やすべく、信楽焼の里へ植木鉢を買いに行きました。

京都から電車に乗り、さらに信楽高原鉄道に乗っておそらく1時間半くらいで信楽に到着。タヌキがお出迎え

駅前で巨大なタヌキがお出迎え。

駅からレンタルサイクルで、今回の目的店、NOTA SHOPへ向かいました。

道中、タヌキの置物がいろんなお店で売っててびっくり。

タヌキの置物は見たことあるけど、大小ものすごい数がお店の前にあるので、ちょっと衝撃的な光景。タヌキの置物を置くのは、ちゃんと意味がある厄除け的なものみたいです。

 

Googleマップを頼りに何とかお店にたどり着いてみると、一見お店かどうかわからなくてちょっとビビってました。

建物の中に入ると、広い空間。

目当ての植木鉢、もちろんありました。

NOTAさんが作っている植木鉢は、昔信楽焼で作られていた植木鉢を復刻されたそうです。60~80年代まで作られていたそうです。

道中で何軒かお店に入って見たけど、販売されているのはどこでもみるような茶色の植木鉢や盆栽用っぽい鉢でした。

最初、NOTAさんの植木鉢を見た時、海外の輸入品かと思ったのですが、実は日本製だし信楽焼で昔作られていたのもの、というのも新鮮でした。懐かしい感じもします。

そして自分が一番気に入っているのが表面の模様。色の組み合わせが同じでも、模様がそれぞれ違うんです。自分が好きな一点ものを見つけられる感じがして。

今回いくつか選んで、さらにビンテージの信楽焼の植木鉢も購入。

これから両筑プランツショップの植物を植えて、経過を見てから販売をしようかなと思います。

時間がかかりますけど、植物との相性を見ることは必要だと思います。

植木鉢は装飾面が重く考えられがちですが、植物にとっては家のようなものなので、見た目だけじゃなくて、植物自身が健康に育つ場所でなければいけないと思います。

今は手始めにヘアピンバンクシアを植えました。これから他の植物も植えます。

そして、作り手の現場に行って、実物をみてお話しすることでいろんな発見があるんだなと実感しました。

展示会などで商品をみて、その場で即発注というのもあると思うけど、自分はそういうが性に合わないし、一回限りの場所で表面的なものを見るよりは、時間がかかっても作り手のところに行ってしっかりとコミュニケーションをとって商品の良さを知るのは、効率悪くても大事です。

NOTAさんの植木鉢、取り扱いを開始したら告知しますので、よろしくお願いします。

ちょっと時間はかかりますが、気長にお待ち頂けるとうれしいです。

 

 

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