こんにちは、両筑プランツショップです。
バンクシアを育てるなかで
「剪定ってどうやるんだろう?」
「伸びすぎてどこを切ったらいいのかわからない⁉︎」
そんなことありませんか?
特に下の画像の様に暴れた状態になっていると、葉っぱがないところは切っていいのか?切ったら枯れるんじゃないかと心配になりますよね?(こういう状態で販売されているヘアピンバンクシアも多々あると思います、、、両筑プランツショップ以外のもので)
今回はそんなお悩みにお応えしたいと思います。参考にして頂けると幸いです。
最初は伸び切っている枝から
まず、こんな感じに伸び切って間に葉っぱがない枝は容赦なく切ってください。
目安として枝の半分くらい切っても大丈夫です。
そして次に枝分かれしている場合は両方とも切ります。
切った後はこんな感じになります。
すっきりした見た目になったかと思います。
それでも、もうちょっとすっきりさせてもいいかなと思うので、先ほど切った場所から下の方を切りました。
寒い時期は上のような切り方をしても問題ありません。
切った場所としても葉っぱが残っているので、切るときは葉っぱが下の方に残っている枝を選び、剪定をしてください。
すっきりさせるのが大事です!
次も結構、伸びきっていて葉っぱもチョロっとしかありません。それでも線のところから切ります。
ここをバシッと切ります!
少しばかりですが葉っぱは残しています。赤い矢印のところですが、わかりますか?
そして他の枝も剪定しますよ!矢印のあたりすっきりさせます。
これくらい切ります!
全体的にバッサリときった様な感じになりましたが、これから気温が上がればちゃんと新芽が伸びてきます。
そして忘れてはいけないのが、枯れた枝を切ること!
枯れた枝は不要なので、剪定の時は忘れず見つけたら必ず切ってください。枯れ枝から新芽が伸びてくることはないので、、、。
こんな感じにスッキリとしましたがいかかでしょうか?
上から見てもかなりすっきりになりました。
何回も言いますが剪定しないと植物は健康に育ちません!
せっかく伸びたのに勿体無いと言われる方がいます。
ですが、私たちの長年の経験からして剪定をしない植物は確実に樹形が乱れ、枯れる確率の方がとても高いです。
剪定する前のこの状態は全くいい状態ではないです。ここから手をつけるのは、慣れてない方は難しいと思います。
人が手をかけて育てたからには、最後まで人が管理することが植物の長生きのコツです。
そして剪定をした方が植物の寿命も長いです。
手を入れることで不要な枝を切り、雨や雪、風からの抵抗も減るので、枝が折れる可能性も低くなります。
今回ヘアピンバンクシアに限らず、剪定をする際はなるべくきった後に葉っぱを残すことが重要です。
(※葉っぱがない場合は思い切って切ることも大事ですが、必ず枯れる場合でないこともあります。)
葉っぱを残すことによって、そこから新芽が伸びてきます。
剪定=マイナスなイメージを持つよりも、植物を生かし根を出させて、より良く樹形をしっかりさせるという考えを持っていただけたらと思います。
こればかりは何度もやって経験をしていくしかないので、最初はは少しでも切ることに慣れることから始められると良いでしょう。
特に春から夏は新芽が伸びて植物もどんどん育ちます。
だからこそ剪定が大事です!