こんにちは!セイラです。
本日はアカシアゴールデントップについて話をしたいと思います。
私は苗だから剪定をしなくていいと思わないタイプなので、今回の話でそれを実感していただけたらと思います。
アカシアは成長が早い品種もあるので、基本的に苗のうちから剪定はこまめにしてあげた方が良いです。
ゴールデントップはその中でも成長はわりと緩やかですが、しっかりとした形を作るためにはやはり剪定は必要となってきます。(下のゴールデントップは、鉢サイズどちらも10cmです。)
2つのアカシアゴールデントップを見て皆さんはどう思いますか?
左は大きくて枝もよく伸びているから良いと思いますか?
右は小さいから弱々しく思いますか?
この二つは同級生ですが、右は剪定を今年3回していて左は1回です。
スラッと伸びていていいじゃない!と思いますよね?でもじつは…
壁に寄りかからないといけないほど、中心の軸はしっかりしていません。
剪定をしていないことで上ばかり伸びて重くなり、ダラーっと倒れてきているのです。
枝は伸びきっているので剪定が必要に見えます。そして切れる枝がたくさんあります!
次は剪定を複数回、ちゃんとした方になりますが、先ほどのものと比べてどう思いますか?
支柱いらずの、しっかりと立った幹ですが
剪定をしていたのでたくさん脇芽が増えています。
下枝からも芽が出ていて全体的に枝があります。
上の方もたくさん新芽が出ていますが、このように剪定をして枝数を増やし、幹をしっかりさせることはアカシアに限らずとても重要なことです。
アカシアの中でも比較的、成長が緩やかなゴールデントップですが、成長が早くても遅くても剪定は大事ということが、わかっていただけたかな?と思っています。
遅いから剪定をしなくていいでしょ?ということではなく、植物の形作りは早かろうが遅かろうがとても大事なことです。
そして、もう一つ重要なことなのですがアカシアは根の伸びよりも地上部の伸びのほうが早く、上がどんどん大きくなるけど、それに比例して根はあまり伸びません。
上だけ大きければ剪定を1回しかしていないアカシアのように、上の枝はとても伸びているのに根元はグラグラになる、ということが起きます。
剪定をきちんとすることは、形を整えて根の生長にあわせられる、というのあります。
見た目が良くなるし植物がちゃんと根をはってしっかりと育つ、という2つの利点があるので、剪定した方が良くなるということをお忘れなく!
今育てている両筑プランツショップのアカシアで、剪定の時期やどれくらい切ったらいいのか、判断に迷っているときはご相談ください!