肥料からカビ
こんにちは、ミクです。
以前肥料についてのブログを書きました。
上のブログでも少し触れたのですが、今回は肥料から生えるカビをメインに書きたいと思います。
ブログ中にはカビの画像が出てきます。苦手な方は画像をなるべく見ないで文字だけ読むか、下にスクロールしないでください!
肥料からカビが生えてきた!
肥料からカビが生えるときは
- 常に土や鉢が湿っていて、肥料も常に水を含んだ状態になっている。
- 植物を置いている場所の湿度が高い。
- 有機肥料もしくは有機成分が多い肥料を使っている。
という時が多いです。
植物の性質上、水を毎日あげたり常に土が湿っている状態にしないといけないときがあります。
例えば、メラレウカなどの水が好きな植物を育てているときは、毎日水やりをして年を通して水分がしっかりとある状態にするので、肥料からカビが生えやすいと思います。
肥料からカビが生えるとしたら、白いホワホワのものが発生します。
実は今、事務所に置いている植物の土に白カビが生えていました。肥料はグレヴィレアバンクシア専用肥料をあげました。ちょうど今オーストラリア植物専用を切らしていたので、代わりに使いました。
生えたのはシジギウム リーベリーの土から。
最近土が常に水を含んだ状態です。肥料をあげたのは12月の上旬でした。
同じように、シジギウム サザンライトからも。
こちらも12月上旬頃に肥料をあげて、湿った状態なのでカビが生えたみたいです。
ちなみに、オーストラリア植物専用肥料とグレヴィレアバンクシア専用肥料は、化成肥料と有機肥料のミックスです。グレヴィレアバンクシア専用肥料は有機肥料が55%含まれているので、その成分から白カビが発生したようです。
白カビって植物にどうなの?
いきなりカビが生えると心配になりますよね。
実際のところ、植物が病気になったりするんでしょうか?
お客様からも相談を受けたことがあるの、オリジナルの肥料を作ってもらっている肥料会社さんに聞いたところ、植物に害はないとのことでした。
カビが発生するのは、有機成分が分解されているから。
分解するために発生しているので、植物に寄生したりするものではないです。
有機成分が分解されきったら、カビは消えます。
それでも、見た目がアレだし見たくない、、、というかたは
- カビが発生している肥料を取り除いて新しいのを入れる。その代わりまた発生しますが、、、
- カビが生えているところを、草取り鎌で土と馴染ませる
- カビの生えているところに土を被せる
が良いかなと思います。
私は土とカビの生えた肥料を馴染ませました。
この後も多少生えてくるかもしれないので応急処置みたいなものですが、馴染んでおけばより分解が進むかなと思いました。
屋内で育てていて、カビが生えてくると心配になってくると思いますので、上の3つの方法のうちどれかをお勧めします。
ちなみに、化成肥料100%ならカビが生えないそうです。有機成分が一切入ってないので。
じゃあ有機肥料でカビが生えないものってないの、、、、と思われるでしょう。
実はあるんです!
金澤バイオさんの土の薬膳は有機肥料なのですが、実はカビが生えません。
私は屋内で育てている植物に使っています。湿った土に常に肥料が接していますが、全く生えてきません。
金澤バイオさんになぜカビが生えないか聞いたところ、熟成するときに高温で熟成して分解できるところがなくなっているので、有機肥料でもカビが発生しないそうです。
なので、私は屋内の植物には土の薬膳を使うのをお勧めします。カビが生えると気になりますしね。観葉植物にも使えますよ。
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