生産管理のセイラです。
本日はアカシアの話。
アカシアが成長早い植物だとご存知ですか?
最近では「大きい、背の高いアカシアを買うのが良い。」という話をよく耳にしますが、、、。それがいいことなのか?両筑植物センターはいつも疑問に思っています。
アカシアの中でも、生長が早いものはブルーブッシュ、ゴールデンミモザ、デアネイ、ゴールデンロッド、パールアカシア、サンカクバカシアなどあります。特にパールアカシアは、オーストラリアでも「Invasive plant(はびこりやすい植物)」とも言われています。外来種として植えることを禁止している国もあるくらいです。
そういった理由もあって、アカシアを選ぶときはなるべく大きいものより、小さいサイズを選ぶことをオススメします。
なぜなら、生長が早いので苗サイズであっても、あっという間に50〜60cmは軽く伸びるからです。1年で1m伸びることもあります。
一つ例をあげますね。
画像のアカシアはゴールデンロッド。
今の時期は剪定回数多いです。月1くらいはしてます。
⬇︎三週間ほど前に剪定したゴールデンロッドが20cm近く伸びていました。赤い線を書き加えたところです。
苗サイズのときからこまめに剪定をする事で、サイズを抑えられてボリュームのある形にもできますし、しっかりとした幹、根をつくることができるからです。
アカシアは根の張り方が浅く、台風や強風によって倒れやすいのです。
アカシアを育てている方は剪定をこまめにしていないと倒れやすいです。
生長が早い→ワサワサと枝が間延びする→枝が風に煽られ倒れるというパターンはよくあることです。
そうならないためにも、管理がしやすいサイズからきちんと剪定をして、しっかりとした根っこ、幹を作ることを心がけていきましょう。