生産管理のセイラです。
ここ最近は鉢替えと剪定とで大忙しな日々を送っていますが、スタンダードと聞いて何??と思う方がいると思います。
スタンダードは、トピアリーの1種です。
形としては球体のような形を作るものですが、両筑ではかれこれ20年以上前からスタンダードの形を作っています。昔は針葉樹などコニファーなどで作ることが多かったのですが、ここ20年ほどはメラレウカなどでスタンダードを作ったりしています。
購入してからどのような剪定をしたらいいのかよく聞かれるので、今回はスタンダードの剪定について書きます。
剪定のやり方
植物名はメラレウカ レボリューションゴールドです。もともとスタンダードの形に作っていましたが今は伸びた状態になっています。
赤く印を入れたところから上の部分を、ハサミで切り落とします。
切るときは、丸の形を想像しながらハサミをいれるのがポイント。
右側を切っていきますが、この時最初からザクっと切らない方が良いです。
少しづつ切りながら調整していく方が失敗も少ないので。
切っては回してを繰り返しながらサイドを切っていきます。切り終えたら今度はトップを切ります。この時も上を丸っとすることを想像しながらです。
全体を切り終えたら幹をつかみ前後に振ります。振ることで中に詰まっていた枝が出てきますので、出てきた時はバランスを見ながら切ってください。
切り終えたら完成です!最初は難しいと思いますが、春〜秋頃は芽の伸びも早いので、何回か繰り返し剪定をしていくことでコツが掴めてくると思います。
スタンダードの剪定で心がけること
スタンダードの剪定は難しそうに考えてしまいますが、ポイントを押さえておけば大丈夫です。
- 丸い形をイメージする
- 剪定は少しずつ。
- 切ったら離れて形が崩れてないかチェックする
- 時期は春〜秋がベスト。剪定してもすぐに新芽が伸びてくるので、ちょっと失敗してもすぐに戻る。
- 剪定をしたら植物を振って切れた葉や枝を落とす。そうすることで内側のつまり具合もわかりやすくなる。
上達するコツは、とにかく何回もやってみること。
剪定をしないと内側がスカスカになるし枝も伸びて、せっかくできた丸い形が崩れます。春〜秋(猛暑の時期は除く)は切ったらすぐに新芽が伸びてくるので、月1回は切ってもいいくらいです。
ぜひやってみましょう!
今ウエストリンギア やブッシュチェリーのスタンダードを育てていて、「剪定のタイミングを逃して形が悪くなってしまった、、、」「切っていい場所がわからない」という方はぜひ連絡をください。
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