Roundabout 冬の剪定 今回は太い枝を中心に切りました。
こんにちは、両筑プランツショップです。
これまでなんどかブログに書いてきた、代々木上原にあるお店、Roundaboutの植栽。
過去のブログはこちら。
→ 2022年9月
→ 2022年7月
→ 2019年11月
今回は、太めの枝を剪定することになりました。
だいたい年1回なので、2回やるのは珍しいです。
今年は6月末に剪定をしたのですが、その時期に太い枝を切ると、植物への負担が大きいと思ったので冬まで待ちました。
剪定前の状態はこんな感じ。
6月末に剪定して、こんなになりました。
やはりスワンプバンクシアの勢いがすごい、、、。そのせいでヒースバンクシアに枝がかかって、日陰になってしまいやはり調子は戻らず。
そしてスワンプバンクシアは新芽は伸びていたものの、黄色くなっているので栄養不足です。
今年の秋から定期的に肥料をあげてもらうようにしていますが、それまで全くあげてなかったので、花壇の養分を吸い尽くしてしまったのかと思ってしまいました。
今のところは変色のみですが、このまま放置しておくと来年は調子が悪くなるおそれがあるので、今お店の方に肥料を月1であげてもらうようにしています。
ヒースバンクシアは新芽が伸びても色が悪いし勢いがない感じ。周囲をスワンプに囲まれてしまって、風通しも悪いし日当たりも悪いという、よくない環境になってしまいました。
ただ、同じバンクシアでもコーストバンクシア プロストラータは元気でした。葉色も問題なし。
今回の剪定は、ヒースバンクシアが来年しっかりと日が当たるように上に被さっているスワンプバンクシアの枝を切ること。他の樹木も太い枝を切ってスッキリさせることにしました。
今回の剪定で持ってきたのはこちら。
アルスの剪定ノコギリです。
そして太めの枝を切ったあとに塗るためにカルスメイトを。
どちらもまだ両筑プランツショップでは販売してないのですが、来年春前には取り扱いたいなと思ってます。
カルスメイトは、切ったあとに塗っておくことで植物の切り口から病気が入るのを防ぐのと、傷の治りを早くしてくれます。絆創膏のようなものです。
今回はいくつか太い枝を切ったので、そのあとにカルスメイトを塗りました。
色が幹と同じ感じなので、目立ちませんね。
太い枝はこれを塗っておきました。
常に使うものではないけど、1本あると便利です。
今回ヒースバンクシアの上に多い被さっている、スワンプバンクシアの枝を落としたのですが、
これで日当たりと風通しがよくなるので、来年春以降に回復していい色の新芽が伸びてくるといいですね、、、。
ダメージはうけているけど、新芽が伸びていて回復の余地はあるので、これから月1回肥料をあげてもらって、プラス土いきかえるもあげて養分を吸収して土壌の環境もよくなることを期待してます!
アクメナやカリステモンも太い枝を切ってだいぶスッキリした感じに。
本当はスワンプバンクシアの左側の高い枝も切ろうか迷ったのですが、来年まで様子を見てから切るか残すか判断しようと思います。
スワンプバンクシアも新芽が黄色になってしまったので、冬の間はしっかりと養分を蓄えてもらい、春に良い色の芽を伸ばしてくれたらと思います。
先ほどもちょっと書きましたが、お店の方にはこの2つを継続してあげてもらっています。
植えてからずっと肥料をあげていなかったので、養分不足が起きていることもあるのと土の状態をより良くするためにこの2種類を使ってもらってます。
土いきかえるは、オーストラリア植物が植っている土に使って問題ないですか?と聞かれることがあるのですが、リン酸はごくわずかしか入ってないので問題ないとメーカーさんに確認済みです。
冬の間は劇的な改善はないとは思いますが、来年春に備えて、今からやれることをやっておくのがベストだと思います!
今後も様子をブログに書いてお見せできればと思います!