
こんにちは、両筑プランツショップです。
植物の育て方相談で、ちょっと気になることがあり今回ブログを書くことにしました。
両筑プランツショップでオーストラリア植物を買ったあとで相談があったお客様で、葉色が悪く黄色になっていたり、新芽もあまり伸びてなかったりと、状態が悪いので色々と伺っていると、買ってから1回も肥料をあげてない方が割といます。
鉢に植えているものでも全然あげない人がいるんですよね、、、。
すごく不思議に思ってたんですが、ネットでオーストラリア植物の肥料について検索をかけると、結構有名なサイトで「肥料はあげなくていい」って書いてるんですね。びっくりしました。
バンクシア グレヴィレアのヤマモガシ科はリン酸を取りすぎると枯れてしまうので、肥料をあげてはいけません!とかいているところも結構ありました。
あとオーストラリアの土地は痩せてて、そういう土地に自生しているから肥料がなくても生きていけるとか、、、。
じゃあ両筑プランツショップはどうしてるの?と聞かれたら、
ちゃんと肥料あげてます!
と答えてます。
もちろんリン酸のことがあるので、オーストラリアで販売されている肥料を参考にして、肥料メーカーに作ってもらいました。
成分表はこんな感じです。
ちなみにどちらもリン酸は0ではないです。実際、一定の量を越えなければリン酸が入っていても枯れることはありません。
2017年頃からこの肥料を使っていて、問題が起きたことはなく、むしろ以前よりも状態がよくなりました。
ちなみに、2種類にわけたのはグレヴィレアバンクシアは有機肥料多めにして花芽や新芽の伸びをよくしたいというのがあったからです。
ちなみに、畑に植えているものは肥料ほぼあげてないです。地植えしてから1年くらいは時々あげるようにしてます。そのあとは定着して問題なければあげてないです。
鉢に植えているもは、水やりするたびに肥料の養分が抜けていきます。
なので、肥料は必ずあげてますし、植え替えの時や剪定した後にも肥料をプラスしてます。
あと、相談の際によく聞かれるのが「冬に肥料あげてもいいですか?」です。
もちろんです!
私たちは年を通していつでもあげてます。冬になったら肥料を控える理由はないです。冬に肥料をあげると枯れませんか?と聞かれることがあるのですが、なぜそういう話が出てきたのか謎です、、、。
むしろ冬でもちゃんとあげて、春から新芽を伸ばすための養分を蓄えてもらうのが良いです。冬に肥料をあげない理由がありません。
他の生産者さんはどうしてるのか知りませんが、両筑プランツショップは年を通して植物にあった肥料をあげてます。
肥料なしでも育つじゃない、と思う人がいるでしょう。
ただ、必要な養分がない状態がずっと続けば、今すぐ枯れないにしても、先々ちょっとしたことで植物が枯れてしまうと思います。新芽の伸びが悪かったり色がよくないとかもありますしね。
両筑プランツショップは生産で肥料を使い続けてますし、植物にちゃんと良い効果が出ています。
下の画像のパールアカシアも、肥料ちゃんとあげて育ててますよ!
肥料をあげなくていいとネットに書いている方が、何を根拠にしているのかは分かりませんが、両筑プランツショップで植物を買ったお客様には、肥料をあげてくださいね、と必ずお伝えしています。
いきなり大量に買うのは、、、という方向けに、500g 1袋だけも販売しています。
500g以外にも1kg 5kg 10kgを販売しています。
実際に使ってもらって、あげるペースをつかんでから必要な量を買ってもらうのがおすすめです。
肥料についての説明書は、それぞれの商品ページからダウンロードできるようになってます。
これまで肥料を見つけられず、困っていた方はぜひ使ってみてください。
ちなみに、肥料を両筑プランツショップが生産してない植物に使ってもらうのは全然良いのですが、植物自体の育て方については相談にのっていません。あくまで使う量やどれくらいの間隔で使えばいいかなどの一般的な質問にしか答えてないので、ご理解の上で使用してください。
肥料を使ったことがない方、まずは500g から試してみましょう!