セイラです。
ここ最近は剪定の相談が多いので剪定について書きたいと思います。
こちらは両筑で販売しているコーストバンクシア セイラです。
2つを見て皆さんはまずどう思いますか?
左はサイズが大きく、高さもありますよね?
逆に右は左よりも高さや大きさは劣りますが、よく見てみるとたくさんの新芽が出ていませんか?
上から見て2つを比べてみるとよくわかりますよね?
たくさん新芽が出ている方は枝数が多く、
そうじゃない方は比べて少ないですよね?
こんなふうに見比べてみると剪定をするとしないとでは、形が違ってきます。
そして剪定を繰り返すことによって、幹ががしっかりとした丈夫な樹形になってくるのです。
そうなれば、支柱をしなくてもしっかりと立ってます。
なので両筑で販売している植物には支柱をつけていません。支柱をつけているということは、幹がしっかりしてないので、支えなしでは真直ぐに立つことができない、そのために支柱をして支えてあげないといけないのでs。
両筑でも昔は支柱をしていましたが、私はそれにとても疑問を持っていました。
植物って真っ直ぐじゃなきゃダメなの?
支柱しないと枝が斜めに倒れたりするの?
と思い、剪定を実験的にコツコツとやり始め今に至ったわけです。
よくよく考えてみると自然に育っている植物って支柱してないですよね?
そして自然な樹形ですよね?真っ直ぐなものもあれば、ちょっと曲がった感じのものもあります。
私としては支柱をすることで、その植物の個性を潰すんじゃないかと思い、みんな真っ直ぐで、どんな植物も同じような形をしていることが、とても変だと思いました。
それなら、その植物の個性を潰さずに特徴を出すような剪定をする方がいいと思ったので支柱はなくしました。
両筑で心がけているのは、選ぶ人が楽しさを持って欲しいことです。
大量生産の同じものよりも、同じ植物であってそれぞれ形や高さが違うものを、どっちがいいかな??とイイ意味で悩むことって、その時間も楽しいんじゃないかと思います。
それぞれ形は1点物にはなりますが、その人にとっての特別な植物になれたらいいなと思って、日々作っています。
両筑で買った植物、新芽が伸びてきて剪定した方がいいんじゃないかん?と思う方はぜひ相談を。
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