こんにちは!セイラです。

今回は剪定時期を間違えた場合&間違えた剪定の仕方をした場合、「こんなことになっちゃった!」な話をしたいと思います。

なんだかよく意味がわからない方、きちんと画像付きで説明しますのでご安心を!

こちらはメラレウカ  センテッドペーパーバークの枯れたもの。

いきなり枯れたものからの紹介となりますが、剪定をしたのは23週間ほど前。

葉っぱがついているにも関わらず枯れちゃいました。

さて、何ででしょう?

 

私は剪定の時、

「必ず葉っぱを残して剪定を!」とあちこちで話しています。しかし、何で今回は葉っぱを残したのに枯れてしまったのか

これにはいくつか原因があります。

まずは細いながらも、ぶつ切りしたこと。

時期が秋だったこと。そして、小さい苗サイズの植物は、今回のような剪定に特に弱いということ。

両筑でも小さめサイズは販売していますが、高さではなく問題なのは幹の太さです。細いということはまだまだ未熟なんです。

単に高さがあるものを作ろうとすれば、支柱をして伸ばすだけ伸ばせばいいんです。一切剪定せずに。

でも支柱に頼らず幹が太くしっかりとしたものを作るためには剪定が必要なので簡単には作れません。 

枯れたものと比べてこちらのセンテッドペーパーバーグは芽があちこちから出ています。同級生であっても、なんで違うんでしょう?

答えはやはり、幹の太さです。

先程は細く弱々しく、私の剪定のやり方にショックを受け枯れてしまったんです。

でも上のワサワサしているものは剪定に耐えれるほど、幹が太くしっかりとしていたものだったんです。

例えていえば、人間でいうとすごく健康体で風邪も滅多にひかないくらいの人と、日頃から病気をしがちな人との違いです。

病気をしがちな人に無理をさせてもさらに体調を悪くするだけですよね?

あと、同級生であっても身長の差は10cm以上ある人もいますよね?

植物に当てはめて考えると、個々の植物の成長や健康状態などを考えて判断をした上で切らないと、今回のように枯れてしまうということです。

そのことを踏まえて考えると、剪定はただ切ればいいということではなく剪定時期はもちろん、植物が剪定を必要な成長をしているのか、時期を考えた剪定をしているのかということを考えなければいけません。

 

先週うなぎの寝床旧寺崎邸では時期によっての剪定の仕方をワークショップで説明させていただきましたが、春夏秋冬では剪定の仕方が違います。

植物によって剪定の回数も違えば、切る枝の場所も違います。

剪定時期が分からないという方からは質問をたくさん頂いて、LINEやメールで指導した剪定方法で順調に育っている方がたくさんいます。

これは私たちにとって、とても嬉しいことです!

最後に思うことは、両筑のオンラインショップでも園芸店でも植物を販売しているお店でも

植物を育てたいな

初心者だからわからないな

育てた後でも分からないことがあったら聞いてもいいのかな

と思う時はすぐに聞いた方が良いと思います!

自分たちが育てた植物をお客様の元へ行った後、枯れてほしいなんて思ってもいませんし、植物が売れればその後はどうでもいいなんて思っていません。

それだけの年数、時間をかけて植物の剪定や管理方法を勉強して成長を見守ってきた植物です。

今自分が持っている知識はお客様と共有して、植物が旅立った先でも元気に育ってほしいと思っています。

少し話が逸れましたが、そういう意味も含め購入後も一人で悩まずご相談を!

植物のご相談は両筑の植物を購入された方のみとなります。他社様の植物は使用している土や剪定など異なりますので、相談は購入されたお店か、ラベルの生産者にお尋ねください。

 

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